普通の人とは、結果は儲からない人のこと。その普通の人は自分が
儲かること、勝つことしか思い浮かばないし、考えない。

それが普通の人であり、そういうふうに言っている人はもちろん参考
にはならない。

本当に儲かる人、結果的に勝てる人は、自分が負けることを知って
いるし、語り口にもそれを滲ませる。そうでなければ本物ではない。

人である以上失敗や損は必ずするもので、それを次にどうするかを
考えなければ成長やレベルアップはない。そしてもちろんこれでいい
などという、ことはないのである。

技術を伴うことというのは、絶対に終わりは無い。これはどの職種の
職人も言うことだ。いつもいつもレベルの維持と向上を目指すもの。


書くこと、話すことのなかで、損すること、失敗することを言える人は
少ない。増してや自分の失敗を赤裸々に言える人はほとんどいない。

赤裸々に言える人は、その失敗を克服してきたからそう言えるので
ある。

皆さんが誰を参考にするかは自由だが、自分の失敗を堂々と赤裸々
に言える人を参考にすれば、ほとんど間違いない。